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第十八回佐賀県新型コロナウィルス感染症対策本部会議後の知事インタビュー


○記者
 幹事社からまず2問お願いします。
 木曜から週末にかけて緊迫した局面が続きました。2件のクラスターと、あと嬉野の病院、さらにクラスターになる可能性があったと思うけれども、とりあえずクラスター班からはこれ以上の広がりはなさそうだとの判断、これについて、まず改めて受け止めを聞かせてください。
○知事
 これまでも一瞬にして劇的に変わる可能性があるということで、最大の警戒感を持っているという話はしていたわけですけれども、2つ立て続けにクラスターということになりまして、佐賀県は前から申し上げているように、私も含めて一件一件対策会議をして、捜査本部のようにしてやっているんですけれども、一瞬にして事例がどーっと横に並んで、複数を追っていくということにがらりと局面が変わりました。
 そうした中で、これがどこまでつながっていくんだという非常に恐怖を感じるわけです。特に今回の場合は、そこに病院だったり、学校だったりということがあったもんですから、非常に緊張感を持って、できる限り深く追っていこうという方針の中で、特に病院関係につきましては全ての方が陰性という中で、まだあと二、三名の方の予定がありますけれども、今のままでいきますと大丈夫なんだろうというふうに思います。ひとまず一安心というところであるんですけれども、この夜の街クラスターと申しましょうか、そういったものの恐ろしさというのを実感いたしましたので、非常にタイムリーに夜の街警戒宣言を出していたことが不思議な感じすらするぐらいタイミングが合ってしまったので、ますますこの取組を強化して、そして、今回、特に佐賀県はパチンコ店、13店全て営業していたところがこの1日で休業に回ったということで、非常に画期的なニュースが先ほどもたらされたので、やはりそれなりの人間がそれなりの覚悟で話をすると通じるところがあるんだなということで意を強くしたので、これからもぜひそういったクラスターが起きることがないように、強い気持ちで全力で戦っていきたいと思います。
○記者
 会見の中でクラスターのことについてなんですけれども、知事は会見の中で協力いただいた店舗の方への感謝の気持ちを述べられていましたけれども、ここまでクラスターを何とか、範囲が見える形にできた要因は何だったと思われますか。
○知事
 これは今日も申し上げたように、佐賀県は全県下で保健業務を補っていて、それぞれの保健所と密接な信頼関係とかがあります。本当に現場の保健師とか皆さんは、その陽性になった方からいろいろ情報を聞き出すのは大変なんです。いろんな方がおられます。その中で、もうそうやったら何も話しとうなか、だったらここから出ていくみたいな方もおられますから、そうした中で信頼関係を一つ一つ構築する中で、我々の目的は感染防止、よく分からないのがどこにでも散らばってしまうということをどうしても避けたい。だからこそ、県民の皆さん方が不安に思っているかもしれないけれども、そこを最優先にしながら信頼していただく。結果的には店の名前も出ることによって、そこにいたお客さんに声がかけられるとか、それ自体で感染防止に役立つことができるので、大変な仕事だなと思いますけれども、それぞれ現場のみんなと、そして、我々も知事、副知事もずっと37件全部追っているんです。そんな県は多分ないと思います。そういうところでお互いが頑張っているという信頼関係というものは生きているんじゃないかと思います。
○記者
 私からは最後の質問ですが、先ほどパチンコの話もされました。全部協力ということで驚かれていましたけれども、その後、一部、繁華街の中で営業されているところもあるということも報告がありました。他県で名前を公表、パチンコ店の例で騒がれていましたけれども、佐賀県では名前の公表については現時点でどうお考えでしょうか。
○知事
 もともと順次やっていくという大阪のようなやり方ということに関して言えば、私は支持したいとは思いますが、佐賀県とすると、こういう狭い県ですので、一つ一つ丁寧に、ふだんからの付き合いもあるわけだから、こういうときは助け合おうということと、やはり利用者の皆さん方にも我々併せて呼びかけているので、そういったところでいい関係を作っていくという観点も大事なのかなと思います。特に報道の皆さん方と協力し合って、そういったところ、実名公表しなくてもおのずと分かっていくので、そういう何というんでしょうか、みんなで協力しようぜという雰囲気をつくっていくというやり方もあるのかなというふうに思うので、公表するという、何というんでしょう、ある意味、北風路線というのが全てではなくて、太陽路線みたいな形というのもうまくいく場合もあるんではないかと認識した次第です。
○記者
 緊急事態宣言が5月6日までが一応の期限ということで、政府内ではこれの延長もやむなしという意見もあるということが出ていますが、知事としては短期集中でやりたいという考えではあったと思うんですが、県下、佐賀県ではクラスターが発生して、感染者が急増しているという面もあると思います。この宣言については、佐賀県の対象区域というと、延長を望むのか、そこで終わらせたいという考えなのか。
○知事
 これはまず大事なのは、4月16日に広がったときから一日一日あるわけで、その効果が順次、そして、我々としての営業休止を要請した時期もあります。あれは19日になるかな。そういうところの効果がこれから一日一日と出てどうなっていくのかというのが結果が開いていくことになるので、それによるのかなと思います。
 もう片方で私が思うのは、非常に強い営業休止要請もかけさせていただいているので、この時期だからみんな応援しようという形になっていますけれども、ずっとこの状況が続くというのは私にはとても耐えられないので、まずは都市部の皆さん方にしっかりと、だらりだらりではなくて、この期間にめどをつけてもらいたいという強い思いと、国にはそういったところをつぶさに状況を見てもらって、単に、前も言いましたけど、オオカミ少年みたいに、またやるぞ、またやるぞとやっていくと、だんだん効き目というのは失っていくというか、一定のときに全国みんなでやるんだと言ったら、よっしゃとなるけれども、またやるぞ、またやるぞ、またやるぞとつながっても、だんだんみんなが反応しなくなっていくというリスクを私は感じているんですね。
 ですので、そういった意味で、今回、佐賀県は全面的にその中で、国家単位で、ここでやるんだということに呼応しましたけれども、これから先、国としての覚悟をよく見詰めたいと思います。
○記者
 関連して、学校の休校ですけれども、熊本県では月末まで延長ということで決定したということですけれども、佐賀県としてはどのように臨みますか。
○知事
 やっぱり学校に行かないというのは極めてイレギュラーな状況だと思います。子供が育っていく上で、学校に行かないで心身の成長というのはなかなか果たせないんだろうと思います。そうした中で、このままずっとこれは続いていくと、ゼロになることは決してない気がします、何年もの間。その間も学校はやらないのか、ある程度折り合いをつけながら、大人も子供も発生するリスクはあるわけで、その中でどう対応していくのかというところを議論していかないといけないんじゃないのかなと思います。
 佐賀県とすると、そういった意味で、明日、対策本部の中でその関係も議論したいと思いますけれども、できるだけこういう状況を脱したいなという強い思いで模索していくことになろうと思います。
 いずれにしても、それもゴールデンウイークに数字がどうあいてくるのかというところをしっかり見定めて、それと、特別警戒区域である福岡県さんの動向、こちらのほうも非常に関心を持って見守りたいと思います。
○記者
 2点あります。長崎県のクルーズ船に関してですけど、週末に隣県での受入れもという話が出ていましたが、佐賀県に今受入れの要請があるのかということと、受入れの要請があった場合はどのように対応するか、もう一度確認します。
○知事
 今の時点では要請はございません。これはどこの県に対してということではなくて、佐賀県も割とぎりぎりの中でやっているところもありますし、みんな一生懸命やっぱり自分のところのチームの中でお互いさまという中でやっている中で、なかなか簡単によそを受け入れるという余裕があるんではないかという雰囲気というのは、とても今出るような雰囲気にはなっていないのが実情だと思います。
 ですので、資機材とかそういったものについては融通し合うというのはあるんですけれども、なかなか床を出し合うというのは非常にハードルが高いのではないのかなと思います。それはお互いさまで大変苦しいんだけれども、現状においては佐賀県はなかなか余裕がないというふうに申し上げたいと思います。
○記者
 あともう一点、「イリュージョン」関係で、有田町の小学生の感染者が出ましたけれども、これは嬉野医療センターとか介護事業所を幅広に、利用者さんとかもされていたと思うんですが、有田町の小学校ではクラスの方を全員検査するとかというのがなかったのは、この違いは何なのかなというのがちょっと気になるんですが。
○知事
 現場のほうでの状況を調べる中で、濃厚接触しているかどうかとかいうところで判断されたのかなと現時点では思いますけれども、私はこれからも、子供もかかるので、そのときにどう対応していくのか。そのときに子供ファーストというところというのはどうしても打ち立てなければいけないので、まだ状況はよく分かりませんけれども、場合によっては、ある程度エリアを広げて念のためというのはあり得るのではないかなと思います。
○記者
 会議の中で明日決まるというのは何の話ですか。
○知事
 明日決めようと私がさっきの会議で思ったのは、1つは、まず、当面の教育の方針、教育長ともこれは相談しなければいけませんが、5月7日の準備をもうされている方も多いので、その点と、あと、先ほど幾らか出ていた、例えば、県境の山の中とかで営業されているような方々とかありますよね。福岡県のお客さんが多いところ、いわゆる県境ストップ対策金みたいな、そんなものがつくれるのかということと、あと、旅館の関係だとか、そういった一定の支援金のセットができたらいいなというふうに思っています。
 それと、まさにゴールデンウイークのど真ん中に突入していくので、その前に県民の皆さんに呼びかけができたらと、そんなようなイメージです。