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臨時記者会見

 本日は、聴覚障害者の方のために手話を入れますので、改めて説明する部分もございますので、ご了承ください。
 それから、あらかじめ申し上げておきますが、ゴールデンウイークを前にしてお話をさせていただきますけれども、学校の関係につきましては、この後の対策本部で議論させていただきたい。そして、事業者ですとか、旅館の皆様方への支援策につきましては、あさって4月30日に発表させていただくということでございます。
 改めて、本日も10件、PCR検査を行いましたが、新しいケースは全て陰性でありましたので、現時点で930件、PCRをかけて、37件が陽性ということでございます。
 そうしましたら、改めて新型コロナウイルスに対しまして強い決意で臨みたいと思います。本格的なゴールデンウイークを前にして、県民の皆さん方にお伝えさせていただきたいと思います。
 現在の佐賀県は、もともと7都府県に緊急事態宣言が出されておりましたけれども、4月16日から佐賀県にも緊急事態宣言が出されております。47都道府県全体に出されております。
 我々の方針といたしましては、最大の危機の中で、最後の機会という強い意識で取り組みたいと思っています。
 47都道府県ですから、本来、国がびしゃっと全体をここで決めるぐらいの覚悟でやっていただきたかったんですけれども、少なくとも我々とすると、この機会に一気に取り組んでめどをつけたいという強い気持ちで挑みたいと思っています。
 特に、県域を越えての人の流れを止めたいと思っています。少なくとも九州全体で福岡県さんも一緒になって、感染経路が分からないといったものについてはなくしたいという強い決意で臨みたい。
 福岡の皆様には、残念でありますけれども、県境をまたいでの行動は慎んでいただきたいということであります。佐賀県民も自粛します。
 そして、何としてもこの時期でめどをつけたいので、厳しい状況であることは分かりますけれども、事業者の皆さん方に休業要請を行っております。しっかりと支援は行ってまいりたいと思います。
 そして、これまでの佐賀県のコロナウイルスの状況でございます。我々、3月に1例目が出てからずっと一件一件追っていって、写真を見ていただくと分かるように、これは対策本部で1件ずつ追っている状況なんです。
 この絵は、おとといの日曜日にクラスターの追求をしているところなんですが、普通はこの後ろのホワイトボード一枚でやるんですけれども、クラスターになると、これがずっとこの壁にいろんなケースが並ぶ形になって、大変な状況になります。それがこの赤い線です。
 ですので、これは一件一件ありますけれども、佐賀県は37例ありますが、紫色のものが県外から持ち込まれたと推定されている事例です。そして、赤は接客を伴う夜の街、具体的に言うと、「イリュージョン」と「ダンシング クイーン」の2件で起きたもの、これが18件ありますから、37分の18ということで、約半分がこの赤い夜の街クラスターによるものと思っていただいたらいいと思います。
 すなわち、佐賀県として対応すべきなのは、県外から持ち込まれないようにするという、県外との行き来によるもの、そして、接客関係からくる一発で起こるクラスター、この2つについての対応をしっかりやることが大目標ということになると認識しています。
 現在のところ、福岡県さんの感染者数が620ということでありまして、特に着目しているのが福岡市さんの350、それから、クラスターを起こしている久留米市さん、これは佐賀市ともパブの関係では関連があったわけですが、ここが佐賀県よりも41というものを記録している。そして、糸島市が16、こういったところに着目して、福岡県との往来に警戒が必要だと認識していることと、それから、長崎県で起きているクルーズ船の148人の動向、これについては今後とも注視しておこうということであります。佐賀県は37人ということで、県外3というのは東京、久留米、佐世保にお住まいをお持ちの方が佐賀県登録になっているということです。
 ということで、まず、県境をブロックしようということで、本日の朝刊、福岡版ですから、これは佐賀県民じゃなくて福岡の皆さん方に一面広告がなされています。福岡と佐賀、今は離れることで力を合わせよう。大切な隣人である福岡県の皆様、いつも佐賀県に遊びに来ていただきありがとうございます。心から感謝しています。でも、今はお互いに離れていましょうという告知を今日、福岡県民に佐賀は言っております。これは随時各新聞で出されるということでありまして、明日から佐賀県民の皆さん方にはまた別のメッセージがそれぞれ各紙でなされる予定であります。
 そして、夜の街関係につきましては、4月23日に宣言させていただきましたけれども、バー、クラブ、スナックなど、これは休業要請の範囲に入っております。そして、残念ながら、それでも開いているところがあるのかもしれない。県民の皆さんはぜひ家でお過ごしいただいて、そういった接客を伴うクラブなどでありますと、1回クラスターが起きますと大変なことになりますので、ぜひ家でお過ごしいただくようにお願いしたいと思います。24日、25日は県職員、それから、市の職員も一緒になって警戒活動に当たったところでございます。
 そのほか、感染拡大に先回りして、医療提供体制の強化というものも行っています。最初は24床用意しておりました。5つの感染症指定医療機関、好生館などですが、そういったところであったんですけれども、8例目になったときに、先回りしてトリアージ、重症から無症状のところまで幅広く対応しておこうということでプロジェクトMがスタートして、佐賀大学の協力を得ることができました。一般病院2つもはせ参じていただいて、アパホテルが230室ということで、現在では100床を確保して、プラスアパホテルの230という状況まで来ることができました。いざというときに救急患者ですとか入院患者の皆様方の診療を維持するためにも、こうして先に先にということで活動したいと思います。
 そして、「イリュージョン」関係で申しますと、嬉野医療センターについては昨日52件全て陰性と申しましたが、さらに念のため調査で3件PCRにかけましたが、全て陰性ということが判明して、55件判明しました。特に医療崩壊が厳しいので、ご近所さんの関心の向きも多かったと思いますけれども、取りあえず今の時点では55件は陰性ということで、今この時点で我々がPCR検査待ちのものはありません。
 なお、小学校関係の経緯につきましては、念のため調査ということで、小学生13人プラス先生1人、14名について、本日、PCR検査を実施する予定であります。
 ということで、プロジェクトMにつきましては、こういった形で資機材の確保ですとか、救急・通常診療の堅持のために様々な取組を行っています。全て医療現場が大事です。我々の全ての政策について、常に医療現場を維持しながら行うようにということで全てのオペレーションが行われております。改めて全ての医療従事者に心から感謝申し上げたいと思います。いつもありがとうございます。
 続きまして、これはせんだっての第1弾で発表した「佐賀型 店舗休業支援金」でございます。
 休業要請対象者が応じていただいた場合に、店舗数掛ける15万円、上限なしという支援をさせていただくという発表をさせていただきました。なかなか厳しい状況の中で、これで十分だとは到底思っておりませんけれども、それぞれの店舗ごとに対する我々の思い、支援の気持ちということで、店舗ごとという本県独自の制度を入れております。佐賀県は事業者ごとではないことに着目してください。家賃、人件費など、何にでも使えます。非常に使い勝手のいい支援だというふうに思っております。
 今日は1つ、さらに追加ということで、「佐賀型 県境ストップ支援金」というものを設けることにいたしました。特に今、隣県というのを意識していただきたいというのを再三申し上げているんですけれども、隣県からの人の流れを止めようということで、それに賛同していただいている方がたくさんおられます。でもね、福岡からの観光客が相手だから、そもそも夜は営業していないんだよという声ですとか、テイクアウトという話もある、デリバリーという話もある、しかし、なかなか地域住民が少ないので、もともと観光客目当てだから活路を見いだせないといった声も寄せられておりますので、今回は、特に福岡県境の中山間地域を中心にというのは、脊振の山からずっと山沿いを行って、七山、浜玉と行って、それから上場地域、そういったところをイメージした形で、自主休業した飲食店に対策金を交付したいと思っております。こちらも同様に、店舗数掛ける15万円ということで、上限なしということであります。
 県境をイメージしておりますけれども、県境を越えるお客さんがもともと頼りで、非常に苦労しているという方がおられましたら、それは別途手を挙げていただいて申請していただいたら、個別に審査をしたいと思っております。
 なお、第1弾と第2弾は同じタイミングで申請を受け付けたいと思っております。
 さて、未来は責任のある大人の行動で決まりますということでありまして、やはり佐賀県はもともと明治初期に、全ての国民に教育の機会をという学制発布に大きな役割を果たしたわけですが、やはり何とか学校に通うという、心身の発育のためにもそういう姿を取り戻したいという気持ちが非常に強くて、そのためにも大人がちゃんとやらないと、子供の未来は大人にかかっているという話を再三させていただいております。
 この3密というところを避けていただくということ、特に佐賀県の場合は換気に気をつけるということが非常に重要だと思っています。そして、夜のクラブ関係については、この時期は避けていただきたいと思っています。
 それからもう一点、ご家族などに感染の疑いがある場合、要は、発熱が続いたりとか、せきが出たり、もしかしたら新型コロナにかかっているのかもというような状況のご家族がおられた場合には、まず、ご自分、ご家族が、うつらない、うつさないように慎重な行動をお願いしたいと思います。
 これまでの県内の事例でも、新型コロナにかかっていても、同じ家の中で家族にうつっていないケースが間々見られます。それは家族が、もしかしたらお父さんがうつっているかもしれないからといって、別の生活というか、遮断した生活を送っていたからなんです。そこがつながってしまいますと、さらにそこを追っていくということになるので、非常に感染拡大防止のために大きく役立つという意味もあるので、そういう疑わしい事例があったら部屋を分けて、家の中でもマスクをしていただくということが大事です。
 さらに、手すり、ドアノブ、スイッチなど、手が触れる場所をその都度消毒するということも大事ですので、そういったことが、仮に新型コロナになっても、その後の対応に大きく差を分けてしまいますので、ぜひこれもよろしくお願いします。
 さらに、感染された方に行動歴を教えていただくことが一つ一つの封じ込めにつながっています。特にクラスター関係は、佐賀県は今、全力で全てのクラスターの行き先を一つ一つ封じ込める努力をしてきたわけでありますけれども、広がりを避けるということも大事です。
 もしそういった店舗の皆さん方が何にも教えてくれなかったり、患者さん方にも話してくれなかったりした場合には、次の手が打てないわけです。ですので、佐賀県はそういう患者さんに慈しみのある県だという雰囲気をつくることが、何よりも感染拡大防止に役立つ。話が出てくることが佐賀県での広がりを防ぐことになるので、感染が疑われる方が手を挙げることを中傷するような行為、すなわち感染された方、その家族などに対する情報の詮索、それから、感染された方に対して不当な差別、偏見、いじめというのは、決してしてはいけません。これをしないことが新型コロナウイルス対策の一つの要諦だと思っています。よろしくお願いします。
 佐賀県は慈しみ合う県です。医療従事者の皆さん、誠心誠意の医療提供ありがとうございます。事業者の皆さんも休業要請への対応ありがとうございます。感染された方、調査にご協力ありがとうございます。報道機関の皆さん方も情報提供ありがとうございます。
 そして、市町、保健福祉事務所、薬業センター、コールセンター、みんな今大変な思いの中で作業しております。それぞれ対応ありがとうございます。そして、県民の皆さん、不要不急の外出自粛をしていただいております。本当にありがとうございます。これからもこの調子でよろしくお願いいたします。チーム佐賀でこの危機を乗り越えたいと思います。よろしくお願いいたします。
 最後に、いま一度、明日から本格的にゴールデンウイークが始まります。不要不急の外出を避け、家でお過ごしいただきたいと思います。そして、ここに挙げられているような最小限の外出の場合も、必ず3密を避けていただきたいというふうに思っております。
 ということでありまして、これからゴールデンウイークに入っていくわけですけれども、毎年のような形にはならないし、県境をまたぐなというのも毎年のゴールデンウイークとは全く違う様相を呈すわけですけれども、ここのゴールデンウイークの過ごし方が佐賀県の将来を決めます。本当はこういうときだからこそ、東京や大阪に出た子供たちに帰省いただきたいと思うのが親の心です。でも、今回はぜひお避けいただきたいと思います。それが我々の大好きな郷土佐賀県を救うことになるし、そして、佐賀県の子供たちがいつもどおり学校に通う環境がつくれることにもなるので、そういったことを我々大人がしっかりと意識して、将来に向かって踏み出して、チーム佐賀で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。