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臨時記者会見

 佐賀県民の皆さん、そして、記者の皆さん方、こんにちは。佐賀県知事の山口祥義でございます。
 県民お一人お一人、大変厳しい状況、環境の中におられると感じております。チーム佐賀、オール佐賀で、みんなで頑張って、みんなで支え合って、この難局を乗り切っていきたいと考えております。
 さて、政府による新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言について、当初、5月6日までとされていた期限が、全国を対象に5月31日まで延長されました。併せて、佐賀県が事業者の皆様に要請し、大変なご協力をいただいております休業要請などの期限を明日、5月6日までとしておりましたことから、今後の佐賀県としての緊急事態措置の内容を今からご説明させていただきたいと思います。
 県内におけます感染確認が依然として続いている中で、引き続き油断しないで緊張感を持って、油断しないで緊張感を持って、しっかり取り組んでもらいたいと考えています。
 これまでの経緯でありますけれども、7都府県に緊急事態宣言がなされたのが4月7日でありましたが、4月16日に佐賀県にもと申しますか、47都道府県に対しまして緊急事態宣言がなされました。佐賀県は13都府県を除いてはいち早く休業宣言を行って、だらりだらりじゃなくて、このゴールデンウイーク中に何とかめどをつけようということで全力で取り組んでまいりました。これまでの外出自粛、そして、休業要請に、様々な痛みに耐えながら、そして、共に頑張っていただいている皆様方に、まずもってご協力いただきまして感謝申し上げたいと思います。
 そして、今回、国の方針で、全国で緊急事態宣言は延長となりました。特定警戒都道府県というものが13都道府県ありまして、それと、佐賀県を含む34の県の取扱いが分かれておりまして、まず、その説明をさせていただきたいと思います。
 政府の基本的対処方針の概要ですけれども、特定警戒地域が東京都や大阪府や北海道や、そして、お隣の福岡県など13都道府県がこちらです。そして、それ以外の地域、佐賀県や大分県、熊本県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、これがそれ以外の地域です。
 外出自粛については、特定警戒地域は引き続き人との接触8割削減であって、休業要請についても、公園や博物館などは開放ということがありますが、引き続き制限の要請がなされています。
 それに対して、佐賀県などの34県については、旅行とか帰省とか県をまたいだ移動は協力避けてもらいたいという話があって、さらに、接待を伴う飲食店以外は3密を避けて容認ということ。
 そして、休業要請については、各県が実情に応じて使用制限を要請するといった取扱いになっています。
 イベントについては、引き続き自粛要請はありますけれども、我々佐賀県などについては、少人数イベントは感染防止策を条件に容認という方針です。
 そして、職場への出勤関係は、特定警戒地域は引き続き出勤7割減ということに関しまして、我々はテレワークの推進、時差出勤などを励行するようにというような形になっています。
 そして、学校関係、休校の取扱いについては、両方同じ形で地域の感染状況に応じて段階的に学校、教育活動を再開という形になっておりますので、それぞれの都道府県が再開に向けた判断をしていくという形になっております。
 続きまして、佐賀県の緊急事態宣言延長を受けた方針について申し上げたいと思います。
 我々としましては、緊張感を保ちつつ、そして、これは毎度申し上げておりますけれども、一瞬でがらっと局面は変わるので、そういったことが十分あり得るということを意識しながら感染拡大防止を第一としつつ、全面外出自粛といった今の措置から段階を追って社会経済活動を再開していこうと考えています。
 言うならば、我々としては、緊張感を持った経過観察期間に入っていくという意識であります。そのために3点申し上げたいと思います。
 1つは、自粛要請から自制へということです。これから長期化も言われております。コロナが全くゼロということはなかなか考えられない。そうした中で我々は、全面外出自粛要請ではなくて、段階を追って再開するわけですけれども、この自制、自ら制していくような社会、買物のキャッシュレス化など、今日は国のほうではスマートライフと大臣はおっしゃったそうですけれども、新しい生活様式というか、そういったものをどう取り入れていくのか。
 感染拡大防止のためにそういう自制型の様式を取り入れなければいけないということで、ここも県民の皆さんと一緒に考えていきましょう。
 2つ目、クラスターの発生阻止をどうしてもしたいと思っています。ちょっとここで現在の佐賀県の発生状況をもう一度見ていただきたいと思いますけれども、45件発生しているわけですけれども、最初は県外からの個別の感染がずっと続いておりましたけれども、ここに来て、夜の街のほうからのクラスター感染ということで、いっぺんに件数が増えて、その後、これを追っていくということがとても大変でありました。ちなみに5月に入りまして、ここ4件ありますけれども、この4件はひとかたまりのつながった事案でありまして、現在、この黄色いところは、その前の事案との関係というのを現在も調査中ということであります。
 我々が恐れているのは、こういうクラスター、いきなりどかんと来るものでありまして、これを何としてでも、特に佐賀県はこのクラスターが医療機関と介護機関に起きていないという状況にあります。我々は特にこの医療、介護現場にこのクラスターが起きるということを大変恐れています。これから徹底的にこの短期間に感染拡大するクラスターを措置することを大きな努力目標としたいと思います。
 そして、介護施設は、特にお年寄りがなかなか動けない方もおられますから、職員さんの意識が非常に重要になります。これから順次、さらなる意識向上という意味で、様々な医学関係の皆さん方とタイアップしながらそういったこともやっていきたいと思います。
 最後に、状況に応じて臨機応変に対応することが大事だと思います。大きな方針を立てながらも、日々様々な状況が変わっていく中で、臨機応変に対応する必要があろうかと思います。
 今日お話し様々いたしますけれども、状況が変わった場合には、再度の外出自粛要請ですとか、休業要請を含めて、状況に応じた臨機応変な緊急対策を躊躇なく講じさせていただくということを本日述べさせていただきたいと思います。
 続きまして、休業要請の関係につきまして申し上げます。
 まず、5月6日をもちまして休業要請は終了させていただきたいと思います。5月7日からは解除ということになります。ただし、接待を伴う飲食店は除きます。
 この関係につきましては、次のスライドで説明しますので。
 まず、解除される休業要請を行っていた皆さん方に対してお願いです。3密を徹底的に避けること、室内の換気や人と人との距離を適切に取るなど、感染対策の徹底を引き続きお願いしたいと思います。そして、業種や施設の種別ごとにガイドラインを作成するなど、自主的な感染防止対策をお願いしたいと思います。それぞれのお店の形態によってできることがあると思います。ぜひこの再開に向けては、それぞれのお店でご検討いただく。そして、業界ごとにガイドラインをつくっていただくなど、そうした取組をぜひお願いしたいと思います。
 再度、休業をお願いする店舗です。接待を伴う飲食店、これは言い方がなかなか難しいんですけれども、横などについて接待を行う店と一応定義してみました、などは5月20日まで、さらに休業要請を行わせていただきたいと思います。名前は、バー、パブ、スナック、クラブ、キャバレー、キャバクラなど、いろんな言い方があるんですけれども、これがその実態と必ずしも今業態として結びついていないところがありますので、実態として考えていただきたいと思います。
 今回、休業要請をお願いするのは、こちらのイメージの店です。例えば、お客さんの横にホステスさんがついたりする、お客さんの横にホストが座ったり、場合によっては縦に座ることもあるかもしれない。言うならばこういうふうな形態のお店については、さらなる休業要請を行わせていただく。逆に言えば、通常のバーとか、カウンターの中でマスクをしていただくというような形を取っていただけるのであれば、こちらではないということになるので、休業要請の対象とはならないということになります。
 そして、こういう業態であるからということで休業された方、お店については、さらに1店舗ごと15万円という休業支援金を新たに、今までと同じ額ですけれども、さらにということで考えております。
 続きまして、パチンコ店について申し上げます。パチンコ店は非常に関心を呼んでおります。我々も佐賀県遊技業協同組合と話合いを重ねて、組合の皆さん方に真摯に向き合っていただいたと思っています。合意したことをやっていただくこととして、ここに6つの例示をしてあります。これ以外にもあるんですが、出入り口の開放、換気の実施、出入り口に消毒液の設置、そして、間引き営業というんでしょうか、2台に1台稼働させるということも、完全に電気をダウンさせるらしいです。一個一個にする。それから、客が入れ替わるたびに遊技台の消毒を行う。客のマスク着用義務をする。そして、宣伝はしない。こうしたことに併せまして、県外からの来訪対策として、この3つのいずれかを全ての店舗で実施するように組合から強く指導するということになりました。この3つというのは、1つ目は県外ナンバー車両を駐車場に入れない。2つ目、店舗入り口で身分証確認の上、県外在住者は店内に入れない。3つ目として、ホール会員以外の客の入場を制限する。そして、新しく入りたいという方については、身分証で県内在住を確認する。こういったうちのいずれかを採用するように組合から強く指導するということになりました。
 そして、これらの実施状況を不定期に県が確認させてくださいということを申し上げたら、それも結構ですと、合意したということになりました。こういった形で合意が取れたので、5月7日から再開ということになります。
 続きまして、イベントの開催について申し上げます。
 県内のイベントについては、できるだけ人数を絞って以下の条件を満たしていただきたいと思います。
 1つは、3密回避の徹底ですが、換気は当然のことですが、1つずつ席を空けていくという。通常のイベントのときにも1個ずつ間を空けていくという、こういう距離を出していただきたいということ。
 2つ目として、マスクの着用ですとか、手指の消毒設備の設置など、適切な感染防止対策。そして、大声での発声、歌唱、声援、近接した距離での会話等が想定されないことなどについて考えていただいて、県内イベントは実施していただくということになろうかと思います。
 続きましては、県有施設についてでございます。
 県有施設につきましては、ゴールデンウイーク後の5月9日、10日の反動増というものも考慮に入れながら、来週の月曜日、5月11日月曜日から再開させていただきます。
 例えば吉野ヶ里歴史公園ですとか、県立図書館、博物館、美術館、県営のキャンプ場ですとか、県営の少年自然の家、こういったものについては月曜日からということになります。
 ちなみに、県営でない、今まで休業要請していた道の駅とか、キャンプ場とか、そういったものがあると思いますが、あれは7日から。県営のものについては、全て一括して11日からということにさせていただきたいと思います。
 それぞれ遊具の禁止措置など、それぞれの対応についてはそれぞれのところで検討していただくことになろうかと思います。
 続きまして、学校です。
 4月21日から当初は5月6日まで休校として、その後10日まで休校を延長している県立学校につきましては、落合教育長とも何度も意見交換を重ねてまいりましたけれども、5月14日から再開することといたしました。学校は、子供たちにとって大切な成長の場です。本来、人との交流の中で多くのことを学ぶのが多感な子供たちなのでありまして、なかなか人との接触を制限していることはとても切ない思いであります。そして、長期間の休校によりまして、子供たちの心身がむしばまれていくのではないかということで、大変危惧をしております。
 我々は、新型コロナウイルス感染症のリスクがゼロになるということはなかなか考えられないことだと思います。しっかりとそのリスクと向き合って、学校現場とも共有して対策を徹底した上で再開したいと考えています。
 まず、感染防止策の徹底、3密の回避についてですが、ここに例示を出していますが、窓開放、手洗い、マスク着用──これはマスクを付けてこなかった子には学校で対応するということです。グループ学習、調理、密接、密集する運動等の停止などなど、こうした措置につきましては、後ほどまた落合教育長のほうから話を聞いていただきたいと思いますが、こうしたところを徹底してやっていくということになります。
 そして、体調不良の場合には、無理をせず申出やすい環境づくりを徹底していきたいと思います。ちょっと熱があるといったときには、遠慮なく休んでいただく。これは児童・生徒だけじゃなくて先生も同じです。他県を見ますと、先生のほうからという事例もありますので、徹底的に、ちょっとでも不良な点があったら無理をしないで申し出るようにというのを再三申し合わせたいと思います。
 そして、リスクはゼロではないと、もちろん、申し上げましたけれども、児童・生徒、教職員の感染が確認された場合について対応をルール化することといたしました。
 まず、感染が確認された場合は直ちに休校措置を取ります。
 そして、濃厚接触があった場合でも、その当該校については一旦休校し、陰性確認後に再開する措置、そして、さらに子供のPCR検査というものをできるだけ早期に実施すると、しっかり子供ということを意識しながら早期に判断してお知らせしていくという体制をとって、当然、陽性が出ましたら回復にも全力で対応していくということであります。
 ここをしっかりとみんなでこれは知事部局も含めて意識を合わせていきたいと思っています。
 感染予防のために休んでも欠席扱いはしない取扱いは従前どおりとさせていただきたいと思います。
 そして、これはとても大切なことなんですけれども、やはり新型コロナウイルス関係で誹謗中傷、いじめが起こらないような学校をつくりたいと思います。これからずっとこのコロナと向き合っていかなければいけない中で、家の中で大人から子供にうつるということは十分考えられるし、そうした中で、かかったこと自体でいじめが起こるとか、そんなことは決してあってはいけないので、こういう環境づくりを徹底してやっていくということが大切だと思います。学校関係、我々は感染リスクをしっかりと認識した上で、万一出た場合には感染の広がりを防ぐ対策を徹底して行っていきたいと考えています。
 ということで、佐賀県の対応を今まで説明してまいりましたけれども、我々は非常にこのコロナウイルスというものをしっかりと恐れなければいけないというふうに思います。その中で、どのようにこの社会生活を行っていくのかという観点を考える上で、5月7日に民間の店舗、施設、そして、11日に県有施設、14日に学校、21日に横について接待を行う店、こういう形で一つ一つについて段階を追って丁寧にしっかりと確認をしながら行っていきたいと思います。
 もちろん、この間に状況が変わることもあると思います。そうした場合には、先ほど申し上げたように状況に応じた緊急対策を躊躇なく講じさせていただきますので、大きな考え方はこうですけれども、何が起こるか分からない、その状況に応じてしっかりと対応させていただきたいと思っています。よろしくお願いします。
 続きまして、プロジェクトMです。改めてですね。
 これは佐賀県は先回りして、何よりも医療提供体制を維持していくということが本当に大事です。命を守っているのは医療関係者、医療従事者の皆さん方です。そこには多くの厳しい病気と闘われている方が入院されていて、これからも救急対応をしっかりとやっていかなければいけない、そういう状況にあります。医療機関のクラスターは絶対避けなければいけない。そして、我々として、プロジェクトMということで、これは病床ですけれども、もともと24床用意していたんですけれども、この8人入院患者が出た段階でプロジェクトMをスタートいたしまして、徐々にキャパを拡大させていただいております。そして、無症状者はアパホテル、軽症者につきましてはあらたに小城とか富士とか、そういったところについての御支援をいただいて広げているという状況になっております。現在は、13人退院しましたから、今まで。だから、45人のうち13人退院して、23、24人が入院されております。そのほか、県外の方が2人おられて、あと6人は無症状者でアパホテルにいますから、そういう関係で、いざというときのために拡大をして準備に備えているということであります。ですので、医療機関、とにかくこれを維持するということを最大限の優先課題として、これからも取り組んでいきたいと思います。
 ここにありますが、重症者、中等症者、軽症者、無症状者ということでありまして、幸いなことに、今まで亡くなられた方は、佐賀県は出ておられない。最悪の場合は佐大の病院を使ってしっかり対応していくという、こういうそれぞれの症状別で対応していくような形でのプロジェクトMということは今高い評価を得ているところであります。これからもしっかりと対応していきたいと思います。
 そして、改めてですが、福岡県さん、非常にここのところ数字もよくなって、この5日間、3人、3人、3人、0人、1人ということであります。ぜひこの調子で一緒に頑張っていきたいと思います。エールを送りたいと思います。
 ただ、現在は特定警戒都道府県ということで、佐賀県としてはこれからこの県境を超える往来というものには注意をさらに続けていくということになっています。47都道府県が全部が対象として月末まで延びたのは、この県境ということが意識されているからでありまして、従前どおり極力県境を越えて隣県に行かれることは避けていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 県民の皆さん方にお願いです。これまでの感染状況、そして、対策の状況を見まして、この感染拡大の防止には県民の皆さん方お一人お一人の心がけ、行動が何より大変重要だということを痛感しております。ぜひ緊急事態宣言が解除されるまでの間は、県境をまたいでの移動は極力控えていただきまして、新しい生活様式というものを意識しながら、そうしたこと、併用していくことを意識しながら過ごしていただきたいと思います。外出はマスクを着用して、3密を避けて過ごす、1つずつちょっと置き換えてみましたけれども、例えば、買物でありましたら現金よりもキャッシュレス決済、通勤は電車よりも自転車通勤、そして、テレワーク、時差出勤を、銀行、郵便局は混んでいる時間帯を避けていただく、ジョギングするときはできるだけ少人数で走ってもらって、すれ違うときも距離を置くマナー、公園で遊ぶ場合もすいた時間、場所を選んでいただきたいと思いますし、会食する場合については献盃、返盃と佐賀はどうしてもこういった習慣があるわけですけれども、そういったところも当分の間、長い期間になるかもしれんけど、やめていただきたいと思っています。
 国のほうは横並びでしゃべらずに会食しようという、ちょっと切ない話もあるみたいですけれども、まずは佐賀県とするとこういう、今リスクのあることを避けるということに心がけていただきたいと思います。
 ということでありまして、家に帰ったらまず手や顔を洗うということであります。
 るる説明してまいりましたけれども、「一つになって、乗りこえよう。」であります。皆苦しい毎日ですけれども、この難局に対しまして、佐賀県民が一つになって、皆で頑張って支え合って乗り越えていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 以上です。